機械翻訳での和英訳を調査してみた件 ②DeepL翻訳ツール版
Moi!営業事務のSanniです。
グローバル化する世の中では、あらゆる文章を英語に翻訳しないといけません。機械翻訳は賢くなっていますが、まだおかしくなる部分もあります。
前回はGoogle翻訳を使って和英訳の正確性や問題点をチェックして書きましたが、今回はDeepL翻訳ツールを使って同じ文章を翻訳してみようと思います。
紙ベースの短いお知らせ
いくらデジタル化しても、お知らせの貼紙が必要な場合があります。比較のため、前回と同じクールビズ実施のお知らせを使います。
原文
お見事…修正する箇所は、いうほど見つかりません。
- 間違っているわけではないが、欧米ではあまり使わない表現のため悩みます。前回は削除したが、手間を省けるため今回は残しておきます!
- 「記」は「Detail」(詳細)として翻訳されてとても良い!これで通じますが、やはり「以上」は上手いこと翻訳されません。
修正版
最後の「以上」を削除しただけで、特に問題のない翻訳でした。
チャット上のお知らせ
営業事務チームで実際にチャットツールで発信したことのあるお知らせを入力してみました。前回はかなりの修正が入りましたが、今回は果たして…
原文
- 受ける依頼より、こちらから依頼(注文)をする意味になってしまいます。恐らく文法・語順が原因です。
- 問題点ではないが、この文章はとても良く翻訳されているので褒めておきたいです!
- 前回と同じく、丁寧な言い方で文章の前半が長くなってしまい、一番言いたいことにインパクトがありません。
修正版
- 「依頼いただいたもの」→「いただいた依頼」に変更しました。ほぼ変わらないのですが、「もの」の2文字が消えたのもあり、少しシンプルになりました。
- 「ください」だけでシンプルなインパクト!
わかりやすい英訳のコツ
DeepLで翻訳する際に、以下を意識しましょう
- 文章をシンプルに
- 敬語やすごく丁寧な言い方は不要
- 「以上」などの単語を単独で使うことに注意
最後に
DeepLは楽だったと思いますが、いかがでしょうか?実は情シスの方におすすめされて、大きな期待にしっかり応えてくれました!
まだ2つ目の機械翻訳ですが、今後はデフォルトになるような気がします。とにかく長い文章は違和感なく、修正も少なく済みました。ぜひお試しください!