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[アップデート] Kiro CLI 2.6 でチャット履歴のエクスポートやターミナルタイトルの設定、起動時の Effort 指定ができるようになりました
いわさです。
以前、こちらの記事で Kiro CLI 2.4 の /effort コマンドと /rewind コマンドを紹介しています。
/effort でセッション中にモデルの思考量レベルを切り替えられるようになりましたが、起動時にレベルを指定する方法はなかったので、毎回セッション開始後に /effort を実行する必要がありました。
また、モデルの選択を次回以降のセッションに引き継ぐには /model set-current-as-default を明示的に実行しなければならず、ひと手間かかる状態でした。
先日のアップデートで Kiro CLI 2.6 がリリースされ、起動時の --effort フラグ追加、/model と /effort の自動永続化、チャット履歴のエクスポート機能(/transcript save)、ターミナルウィンドウのタイトル設定(/title)が追加されました。
/transcript save はチャットセッションの会話履歴をマークダウン、プレーンテキスト、JSON 形式でファイルに保存できる機能です。
チームメイトに会話の経緯を共有したり、チケットに添付したりできます。
/title は複数のターミナルウィンドウで Kiro CLI を動かしている場合にウィンドウを区別しやすくする機能で、/settings display → Terminal title で有効にして使えるようです。
今回は --effort フラグと自動永続化を中心に確認してみたので紹介します。
--effort フラグを使ってみる
では早速 --effort フラグを試してみましょう。
まずバージョンを確認します。
$ kiro-cli --version
kiro-cli 2.6.0
kiro-cli chat --help で確認すると、--effort オプションが追加されていることがわかります。
$ kiro-cli chat --help
...
--effort <EFFORT>
Initial effort level (e.g. low, medium, high, xhigh, max)
...
low, medium, high, xhigh, max の 5 段階を指定できるようです。
--effort low でセッションを起動してみます。

ステータスバーに claude-opus-4.8 · Low と表示されており、起動時に指定した effort が反映されていることが確認できます。
セッション内で /effort を実行しなくても、最初から思考量レベルが Low の状態でチャットを始められますね。
前回の記事でも触れましたが、effort レベルはモデルによって対応範囲が異なります。
公式ドキュメントに対応表が掲載されていたので整理してみました。
Not all models support every level. The picker only shows levels available for your current model.
対応モデルと effort レベルの対応は以下のとおりとのこと。
| モデル | effort レベル |
|---|---|
| Claude Opus 4.8 | low, medium, high, xhigh, max |
| Claude Opus 4.7 | low, medium, high, xhigh, max |
| Claude Opus 4.6 | low, medium, high, max |
| Claude Sonnet 4.6 | low, medium, high, max |
xhigh は Opus 4.7 以降でのみ使えるみたいですね。
自動永続化を確認してみる
2.6 からは /model や /effort で変更した設定が自動的に ~/.kiro/settings/cli.json に書き込まれるようになったとのこと。
Your
/modeland/effortselections persist automatically. Switch models or change the reasoning effort level once, and Kiro carries that preference into future sessions — you no longer need to run/model set-current-as-defaultto make a selection stick.
実際にセッション内で /effort を実行してみます。

Effort set to medium (saved for claude-sonnet-4.6) と表示されました。
(saved for ...) という表示から、設定変更と同時に永続化されていることがわかります。
別のモデルでも試してみます。

こちらも Effort set to max (saved for claude-opus-4.8) と表示され、モデルごとに effort が保存されるようです。
セッション終了後に ~/.kiro/settings/cli.json を確認してみます。

chat.modelDefaults にモデルごとの effort 設定が自動的に書き込まれていることが確認できました。
/model set-current-as-default を実行していないのに永続化されています。良いですね!
なお、set-current-as-default サブコマンド自体は互換性のために残っているようです。
/transcript save でチャット履歴をエクスポートしてみる
/transcript save を使うと、現在のチャットセッションの会話履歴をファイルに書き出せます。
対話モードで何往復か会話した後、/transcript save を実行してみました。

Transcript saved to /Users/.../transcript.md と表示され、保存されたことが確認できます。
エクスポートされたファイルの中身を確認してみます。

## User と ## Kiro のセクションで会話が記録されており、マークダウン形式で保存されていることがわかります。
--plain フラグを付ければプレーンテキスト、--json フラグを付ければ JSON 形式でも保存できるとのこと。
/title でターミナルウィンドウのタイトルを設定してみる
複数のターミナルウィンドウで Kiro CLI を動かしていると、どのウィンドウでどのセッションが動いているかわからなくなることがあります。
/title コマンドを使うと、ターミナルウィンドウのタイトルバーにカスタム名を表示できます。
まず /settings display で Terminal title を有効にします。

デフォルトでは off になっているので、on に切り替えます。
有効にした後、/title hoge-iwasa-title でタイトルを設定してみます。

Title set: kiro: hoge-iwasa-title と表示され、ターミナルウィンドウのタイトルバーが kiro: ~/work/hoge0606kirocli から kiro: hoge-iwasa-title に変わっていることが確認できます。
複数ウィンドウで作業しているときに「これは何のセッションだっけ?」とならずに済みますね。
なお、設定したタイトルは /title --clear でクリアできます。
さいごに
本日は Kiro CLI 2.6 でチャット履歴のエクスポート、ターミナルタイトル設定、起動時の effort 指定、モデル/effort 設定の自動永続化が追加されたので確認してみました。
--effort フラグの起動時指定はおそらくヘッドレスモードで呼び出す時のためでしょうね。使ってみようと思います。







