【現地セッションレポート】 {New Launch} Improve efficiency of robotics automation with AWS IoT RoboRunner #ROB305 #reinvent

2021.12.06

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新規事業統括部の山本です。

AWS re:Invent 2021に参加し現地のセッションを受けてきたので、内容をレポートします。

本記事では、キーノートで発表された新サービスの1つである、AWS IoT RoboRunnerのbreakoutセッションをまとめます。

発表内容まとめ

内容をまとめると以下のようでした。

  • RoboRunnerの機能概要
  • AGCO社の事例紹介

感想

  • 説明された内容は、YouTube動画とあまり変わらなかった印象
  • 事例(AGCO)の紹介があった。ただ、詳しい実装内容や、導入によってどの程度の効果があったか、までは説明がなかった
  • (セッション時間は1時間だったが)発表30分で終わってしまい、ちょっと短かった

セッション概要

セッションカタログの内容は以下の通りです。

Title: {New Launch} Improve efficiency of robotics automation with AWS IoT RoboRunner

Code: ROB305

Session type: Breakout Session

Topics: Robotics

Session level: 300 - Advanced

Realizing the full value of robotics automation requires optimization at a system level, but enterprises face challenges to building robotic management applications that work across a diverse fleet of robots and industrial automation. In this session, learn how AWS IoT RoboRunner makes it easier to build applications that make it possible to interoperate and orchestrate robots from a single view by removing complex development work required to connect robots to each other and the rest of your industrial automation. AGCO shares how AWS IoT RoboRunner is helping them scale their robotics fleet efficiently, optimize equipment usage, and improve on-time delivery.

事前情報

このセッション前には、以下の情報が提供されていました。

ニュースブログ

開発者ガイド

発表内容

タイトル・発表者

アジェンダ

背景:ロボット自動化におけるビジネスを左右する要素として、以下の4つがある。

  • スケールできること
  • 顧客体験を向上させること
  • 標準化すること
  • コストを効率化すること

どんどんロボティクスが必要・大事・ビジネス価値になってきている

目的:最適化のために、1つのビューにまとめることが大事

例:Amazonでのロボット使用例

課題:以下の3つ

  • 様々な種類のロボットを接続する
  • ロボティクス自体が複雑なソフトウェア統合作業が必要
  • さらに、最適化アプリを作成し、統合するのが大変

提供サービス:AWS IoT RoboRunner。Amazonの物流センターでも使用している。

特徴:以下の4つ

  • データリポジトリとして、ロボットなどのデータを集約する
  • APIを提供する。これを利用してアプリケーションを作成できる
  • サンプルアプリケーションを提供する
  • ベンダーと協力し、簡単にデプロイできるようになっている

アピールポイント:様々な企業と一緒に作った

(ここからAGCOの話)

AGCO:農業機械メーカ

AGCO: Challenger, Fendt, Massey Ferguson, Valtra Farm Equipment

組み立て工程でロボットが部品を持ってきてくれるシステムを作った

ロボットマネジメントソリューションを作った

以降、その効果や、事例の紹介がありました。

実装したアーキテクチャ:チュートリアルに、システム構成図が乗っていますが、その実装例として参考になりそうです。

RoboRunnrはどういう人向けか

  • 屋内でロボットを使用するビジネス
  • 複数の種類の自動運転ロボットを、1つの環境で使用している
  • 1つのビューでマネジメントできる環境をさがしている

リンク

Optimized Robotics Automation - AWS IoT RoboRunner FAQs - Amazon Web Services