RSGT2026に参加してきました

RSGT2026に参加してきました

2026.01.10

RSGT2026に参加してきて、いまはニセコの家に戻ってきました。
現地参加は2年ぶり。しかも今回は、スポンサーとしての初参加という、これまでとは少し違う立場でのRSGTでした。

2年ぶりの現地、そして初のスポンサー参加

前回の現地参加から2年。今回はクラスメソッドのスポンサーとしてRSGTに参加させてもらいました。
スポンサーセッションも担当させていただき、一般のプロポーザルではありませんでしたが、RSGT初登壇を果たせたのは個人的にとても嬉しかったです。

ずっと参加者として見てきたRSGTのステージに、自分が立つ日が来るとは、という気持ちでした。

会場はベルサール羽田空港。ワンフロアの快適さ

今回の会場は、羽田空港直結のベルサール羽田空港。初めて行く会場だったので雰囲気は未知数でしたが、ワンフロア構成だったのがとても良かったです。

階移動がない分、体力的にかなり楽で、「あれ、いつもより疲れてないかも?」と感じました。
スポンサーエリアもこれまでとは配置が変わり、踊り場スペースではなく一つの部屋にまとまっていました。
2つのドアをつなぐように各スポンサーブースが設置されていて、人の流れが自然にできており、全体的にとても賑わっていた印象です。

スポンサーブースでの「AI活用で変化したことは?」

クラスメソッドのブースでは、
「AI活用で変化したことは?」
という問いを付箋に書いてもらうアクティビティを用意しました。

想像以上にみなさんAIを使いこなしていて、さまざまな意見をいただけました。

特に良かったのは、「変化したこと」というあえて曖昧な問いにした点。ポジティブな変化も、ちょっとネガティブな感情も、そのまま書いてもらえて、幅の広いコメントが集まりました。読んでいてとても楽しかったです。

RSGT2026 CMブース1
RSGT2026 CMブース2

ノベルティは「塩」と「ラムネ」

ノベルティには、塩とラムネを用意しました。

深い意味はなかったのですが、結果的に「砂糖と塩」という謎のバランスになっていて、それがまた面白かったです。
さらに偶然のつながりとして、砂糖つながり(?)で、弊社エンジニア佐藤智樹さんの著書
AI駆動開発入門』がちょうど1/8発売
という話題にも自然につなげることができました。

……この関連性に気づいたのがDay2のお昼頃だったのが最大の反省点です。
もっと早く気づきたかった!!

スポンサーセッションで話したこと

スポンサーセッションでは、
『製造業から学んだ「本質を守り、現場に合わせるアジャイル実践」』
というタイトルでお話しさせていただきました。
これまで自分が関わってきた現場で、アジャイルを適用するために工夫してきたことや、大切にしてきたマインドセットをまとめた内容です。

スライドはこちらです。

この内容は、昨年書いたブログをベースに、20分セッション用に再構成したものでもあります。

ブログを書いた当時の考えを、改めてRSGTの場で話せたのは、とても感慨深かったです。
RSGT2026 CMセッション

Day2 基調講演

スポンサー対応もあり、あまり多くのセッションを聴くことはできませんでしたが、Day2の基調講演はしっかり聴かせてもらいました。
Day2の基調講演は、今回のRSGTを振り返るうえで、自分にとって特に腑に落ちる時間だった気がします。

『From Frameworks to Substrate: Rewilding Agile to Work at Scale
(フレームワークから土壌へ:アジャイルを野生に戻して大規模で機能させる)』

特に印象に残ったのは、
「レシピを読むのではなく、シェフになるべき」
という話です。

シェフであれば、砂糖の代わりにはちみつを使うといった工夫ができる。でも、レシピを読むだけの人にはそれができない。
フレームワークに依存しすぎることへの警鐘として、とても腑に落ちる例えでした。

本質的な目的を理解したうえでアジャイルを実践することが大事、というメッセージは、スポンサーセッションで自分が話した内容とも重なっていて、「ああ、自分が話したかったのはこういうことだったんだな」と、改めて確認できた気がしました。

3日目はOSTへ。変わらない心地よさ

3日目はOSTに参加しました。
思い返すと、初めてRSGTに参加した2019年が、人生初のOST体験でした。
それ以降、アジャイル札幌や社内イベントでもOSTをやってきましたが、

自己組織的な雰囲気と、誰にも強制されない自由さ
このバランスが本当に心地よく、今年も参加できてよかったです。

OSTで出したテーマと、現場のリアルな声

今回のOSTでは、スポンサーセッションともリンクさせて、
「アジャイル適用が難しい現場あるあると、そういう時どうしてる?」
というテーマを出させてもらいました。
最後の時間でお疲れの中にもかかわらず、たくさんの方に参加していただけて本当に嬉しかったです。

いろいろな現場の苦悩や工夫、アイデアを共有してもらいました。

例えば、

  • 緊急対応が多すぎる現場

    • 緊急対応用のPBIを傾向から予測して、あらかじめスプリントバックログに入れておく
    • そもそも、なぜ緊急対応が頻発するのかという根本原因への対応も必要
    • 運用を止めず、アベイラビリティを確保するための新しい仕組みを考えるべきでは
  • 研究開発やデータ分析など、不確実要因が多すぎる現場

    • スパイク用のPBIを作り、「できない仮説が一つ検証された」と前向きに捉える
    • スプリントレビューだけでなく、デイリーでPOと状況を共有し、期待値を揃えながら進める

など、どれも「現場でやってみないと出てこない」リアルな話ばかりでした。
改めて、現場ごとの制約を前提に「どう工夫するか」を考え続けること自体が、アジャイルなんだと再確認できました。

RSGT2026 OST

RSGTの引力と、また来年へ

こうして3日間を振り返ると、やはりRSGTの会場には強い引力があると感じます。
このパッションと熱気は、なかなか言葉では表現しきれません。
まだ行ったことのない方には、ぜひ一度現地で体験してほしいです。
来年も、なんとかスポンサーをゲットして、新しいメンバーを連れて参加したいですね。

燃料はたっぷり充電できました。
この3日間で充電した熱量を、また日々の現場に持ち帰っていきたいと思います。
来週から、またがんばるぞ。

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