[Salesforce CTI Adapter]SalesforceからAmazon Connectコンソール画面を呼び出してみる
こんにちは、洲崎です。
CTI Adapterをインストール済みのSalesforce環境から、Amazon Connectコンソールを呼び出してみました。
はじめに
Amazon ConnectとSalesforceは連係するための専用アダプター(Amazon Connect CTI Adapter)がある為、ノーコードで連係することができます。
CTI Adapterを利用すると、Salesforce上にAmazon Connectの電話パネル(CCP)を埋め込むことができます。
一方、Amazon Connectの電話パネルだけでなく、管理者などはAmazon Connectのコンソール(設定画面)にもSalesforceから飛びたいケースはあると思いますので、やってみました。
ちなみに、Amazon Connectコンソール画面とはこちらのことです。
前提
あらかじめAmazon ConnectとSalesforceをCTI Adapterで連係しておきます。
詳細についてはブログ記事やドキュメントを参照ください。
CTI Adapterのバージョンは5.21.1で検証しています。
また、Amazon ConnectコンソールのURLをあらかじめ控えておきます。
URLは以下です。
https://your-instance-alias.my.connect.aws/home
your instance alias
は自分のAmazon Connectインスタンスのエイリアスです。
やってみる
それでは早速やってみます。
Salesforceにログインし、右上の歯車マークから「設定」を開きます。
左の検索窓で「アプリケーションマネージャー」と入力し、アプリケーションマネージャーを開きます。
「セールスコンソール」の列にある三角マークをクリックし、編集をクリックします。
アプリケーション設定の中にある「ユーティリティ項目(デスクトップのみ)」をクリックし、「ユーティリティ項目を追加」をクリックします。
検索窓で「リッチテキスト」と入力し、「リッチテキスト」をクリックします。
表示ラベルにわかりやすい名前(例:Amazon Connect)、コンポーネントのプロパティにAmazon Connectコンソールのリンクを入力します。
リンク付はリンクボタンを押すことで記載可能です。
テスト
あらかじめ、Salesforce上からAmazon Connect CCPにログインします。
サービスコンソールに入り、下のタブにある作成した表示ラベルをクリックします。
するとリンクで設定した「Amazon Connectコンソールを開く」が表示されるのでクリックします。
Amazon Connect コンソールの画面が表示されました!
最後に
割と必要そうな機能で手順もシンプルですが、調べてもあまり出てこなかったのでブログにしました。
SalesforceからAmazon Connectコンソールに飛ぶのは便利なので、実装していないという方はささっと試してみてください。
ではまた!コンサルティング部の洲崎でした。