「ユーザー事例に学ぶ、情シス部門から始めるビッグデータ分析〜Alteryx x Tableau〜」を開催してきました #tableau #alteryx

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先日2017年11月02日(木)、「ユーザー事例に学ぶ、情シス部門から始めるビッグデータ分析〜Alteryx x Tableau〜」と題してビッグデータ分析に関するセミナーを"Alteryx"と"Tableau"という弊社クラスメソッドとして激推しのプロダクト2つを絡めた形で開催してきました。イベント概要等の情報は以下をご参照ください。

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開催場所はTableau Japan株式会社@銀座。先日あの「GINZA SIX」へとオフィス移転を行い、弊社メンバーも各種イベント等で何度かお邪魔させて頂いておりました。

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当日は非常に多くの方々にお越し頂き、また各セッション終了後の質疑応答も非常に活発なものとなりました。イベントにご参加された皆様、ありがとうございました!

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当エントリではこの日行われたセッションの内容、及び弊社の「ビッグデータ分析/Tableau/Alteryx」の今後の展開についてご紹介して行きたいと思います。

目次

 

イベントレポート

 

IT部門がリードするTableauを活用した全社レベルのデータ民主化とガバナンス

  • 登壇:平川 武雄様(Tableau Japan株式会社)
業務の担当者は、熾烈な競争を勝ち抜くために今まで以上にデータの活用を必要としており、 実際に市場をリードする企業は既に全社レベルで分析を活用することによって大きな成功と成長を手にしています。 データの民主化と呼ばれるこの潮流は着々と広まってきていますが、一方で、競争に必要であるからといって 単純にデータ開放を行ってしまってはコンプライアンス・セキュリティの問題や情報の一貫性・品質の低下といった リスクを負うことになります。 誰もが自身の必要とする情報を手にすることが出来るようにするのと同時に、正しいデータガバナンスによって 情報の品質と安全を確保していく必要があります。 このセッションでは、ビジネスユーザーの役に立つTableauの分析機能にも触れつつ、Tableauの管理機能によって 情報システム部門がどのようにデータガバナンスを成立することが出来るのかについてご紹介します。

1人目のセッションはTableau Japan平川氏によるTableauプロダクトの紹介。

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発表資料は以下となります。

平川氏はエコノミスト誌で挙げられたフレーズを用い、「原油が用途に応じて精製方法が異なるように、データも状況に応じて"蒸留"させる必要がある。データ活用における課題として"セルフサービス分析を統制された形で行いたい"という意見が多く、Tableauではまさにその部分をサポートしていきたいと思っている」とTableauの位置付けについて述べました。

マーケティングの人が分析を行う場合、データを収集するところから始めないといけないし、分析するまでにも非常に手間が掛かってしまします。苦労して作成したレポートも「データが古い」と言われてしまうような現状を改善し、ITチームの手間を掛ける事無く実現出来るレポート作成プロセスをTableauを使う事によって叶える事が可能です。

Tableauはユーザーが分析を行うためのお手伝いを行い、分析作業に関わる"制限を無くしていく"方向のサポートを行います。図書館で蔵書を探すケースをイメージしてみると良いかもしれません。膨大な書籍の中から所定の手順を踏む事で、目的の書籍を探し出す事が出来ます。これは「閲覧のコントロール」が出来ているからです。Tableauのガバナンスも似ています。データをコントロールされた形でアクセス出来るようにしています。

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Tableau Desktop及びTableau Serverでのデモ実演を行った後「Tableauを活用出来る領域」についても言及。以下に列挙されているように、実に多彩な表現力、分析機能を取り揃えています。

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Forbes社の記事:「The 10 Technical Skills With Explosive Growth In Job Demand」では、Tableauを「雇用需要の爆発的な成長を伴う10の技術的スキル」で3位にランキングしています。固有の製品名でランキングしているものでは最も上位に名を連ねている形になります。Tableauは世界的に見ても注目度も非常に高いプロダクトである事が分かりますね。

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セルフサービス型のデータ分析ツール「Alteryx」のご紹介

  • 登壇:大場 裕喜(クラスメソッド株式会社)
Tableau をはじめとするセルフサービス型の BI ツールを活用するにあたり、分析がしやすい整ったデータを準備することがもとめられます。 ビジネスユーザはデータ分析に集中したい一方で、そのデータの前処理に多くの時間を費やしており、この作業をいかに効率よくおこなうかが課題となっております。 本セッションでは、データプレパレーション、ブレンディングといった領域において Tableau セットで活用される Alteryx の概要をご紹介します。

2人目のセッションは弊社営業:大場によるAlteryxのご紹介。

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発表内容のスライドは以下となります。

Tableauと同じ「セルフBI」を掲げているAlteryx。スピード感を持った分析作業を推進するためのサポートを行います。基本的なETL処理やDBアクセスの他にも地理情報を使った分析や高度な分析作業等をAlteryx上でツール群を組み合わせる事で実現出来ます。

様々なデータが増え続けている現状の中、一箇所にそれらのデータを集めてレポーティングしたいところではあるが、アドホックに分析を行う場合だとその集積作業も大変ではあります。またそこに「スピード感」を備えていくとなると大変さも尚更です。Alteryxではそれらデータの集積・分析・レポーティング作業を多彩なツール群でサポートします。

Alteryxの国内事例もどんどん増えてきています。今回国内企業としてご紹介したものとしてはtruestar様、ソフトバンク様、日電テレコム様の3社。前2社は当イベントでも登壇頂く形となっております。

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下図は「セルフサービス型」を謳う製品をカテゴリ分けしたものです。ツールそれぞれに特長を兼ね備えている形ですが、Alteryxはこれらカテゴリの全てのメリットを兼ね備えるツール、中立的な・最も偏りの無い製品と位置付ける事が出来ます。

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そして下図は製品プロセスの構成図。Alteryxでは用途・規模別にそれぞれ対応する製品を提供しており、それぞれのフェーズでAlteryx製品を効率的に活用していく事が出来ます。

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Alteryxは「組織におけるデータ分析」を1プラットフォームで実現し、データアナリストにとって必須なプラットフォームとして昇華させる事を将来のビジョンに掲げています。今後の製品展開にも目が離せません。

 

Alteryx × Tableauでカンタン! ダッシュボードも自動運転へ!

  • 登壇:藤 俊久仁様(株式会社truestar)
Alteryxを用いれば、データのETL、Tableau抽出ファイル、Tableau Serverへのパブリッシュがノンプログラミングで簡単に実現します。 今回は、Tableau Serverのアクセスログに、別ファイルのユーザー属性情報を付与して作成したダッシュボードを日次での自動更新で運用する仕組みをご紹介します。

3人目のセッションは株式会社trustarより、藤氏の発表。

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発表資料は以下となります。

truestar社ではTableau Serverでログをより細かく確認・分析出来るように、別データをジョインする形で細かいビューを閲覧出来るようにしており、Alteryxを用いる事でETLやtdeファイルの作成、パブリッシュ等をノンプログラミングで簡単に実現可能となっています。

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以下は大まかな流れの解説です。Tableau Server上のPostgreSQLと手持ちのユーザーマスタ情報(EXCEL)をAlteryxを使って結合し、Alteryx経由で抽出ファイルを作成したものをTableau Serverにパブリッシュして連携している...という流れとなります。

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実際に構築したワークフローの概要・流れは以下の様な形となります。やりたい処理の流れを定めてタスクを細分化し、Alteryxのタスクに当てはめて処理を繋げて行く事でワークフローを実現する事が可能となります。作成したこのワークフローは現在手作業が入る事無く、エラーも出る事無く数ヶ月レベルで定期稼働しているとの事。truestar社さんの今後の取り組みにも期待したいところですね。

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Alteryxと空間情報データベースの融合

  • 登壇:三國 寿文様(ソフトバンク株式会社)
Alteryxを導入し、実施した既存作業の効率化のひとつとしてカバレッジ情報を伴う作業がある。 今回、SPATIALDBという空間情報オブジェクトをデータベース化することにより いままでそれぞれの作業環境で個別作成していたカバレッジデータを一元化し、 オペレーションの最適化・作業削減・テンプレート化に取り組んでいる事例を紹介します。

最後4人目のセッションはソフトバンク株式会社から三國氏の発表です。

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ソフトバンク社が2017年02月に掲げた働き方に関するスローガン「Smart&Fun」の取り組みの1つとして、社内で大きな成果を挙げた"Alteryx"を活用した各種取り組みに関する内容を発表頂きました。

Alteryxを導入する事で社内の各種作業を自動化、効率化を図る事が出来た...というのは以前のAlteryxユーザー会でも発表頂いた通り。

三國氏は、「Smart&Fun」実現の為の更なる取り組みとして「AlteryxWG」という活動を社内で始めました。Alteryxを使った自動化についての交通整理/独自ツールの水平展開・標準化/自動化作業スケジュールの共有等などを目的としたものとなります。運用や利用のルール化、サーバの安定稼働、QA及び各種啓蒙活動など、活動を推進していく上で様々な課題はありますが、Alteryxを取り入れる事で得られる効果は既に実証済み。今後の更なる自動化、効率化を図る為にAlteryxWGの活動を展開していくそうです。

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三國氏はワークフローの展開について、以下3つの要素が「好まれるワークフロー」にはあると振り返りました。この辺りは他のユーザーの皆様にも当てはまる部分があるのではないでしょうか。

  • 他部署から連携する必要があるデータの取得:自分主導でデータを入手出来るメリットは大きい。相互データを紐付け出来るものだと効果が高く、お互いの(作業の)工数削減にも繋がる。
  • シンプル イズ ベター:大掛かりなものよりもシンプルな処理のものが実行される回数が多い傾向にある。人気のワークフローは「CSV結合」。
  • 特殊な加工や集計の処理は一部で根強い人気:コンバート処理(位置情報のポリゴン化)は重宝される。またGIS関連処理については一般的ではないものの、ニーズは多い)

セッションのまとめとして、三國氏は「Alteryx Designerの導入は既存オペレーションの自動化に効果大」「新規オペレーション開発の課題となるのは部門・システム間のデータソース連携」等とポイントをまとめた上で、「Alteryxを使って業務を自動化しているエンジニアはなんか楽しそう!」とAlteryx活用の「効果」についても言及し、セッションを締め括りました。

 

まとめ

というわけで、セミナー「ユーザー事例に学ぶ、情シス部門から始めるビッグデータ分析〜Alteryx x Tableau〜」の開催レポートでした。今回実施した【Alteryx&Tableau】という形、またはこれらを絡めたセミナーや各種イベントは今後も継続して開催して行く予定ですので、興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非ともご参加頂けますと幸いです。

今後の開催予定のイベント

データ分析/Tableau/Alteryxに関連する、直近開催予定のイベントのお知らせです。

2017/11/07(火):
「EC・モバイル・アナリティクス最前線〜
国内外最新事例から学ぶこれからのマーケティング戦略〜」

2017/11/08(水):
Alteryxオンラインセミナー「データの確認をしよう」

2017/11/08(水):
Alteryxハンズオンセミナー

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