デブサミ2020で「礼節から育てるチームの健康と信頼性」という話をしました #devsumi #devsumic
事業開発部の塩谷 (@kwappa) です。
2020年2月13, 14日、目黒雅叙園でDevelopers Summit 2020(通称「デブサミ」)が開催されています。その初日である2/13、 13-C-6 という枠をいただいて「礼節から育てるチームの健康と信頼性」という話をしました。
スライド
セッション
昨年10月から継続してしゃべっている、チーム・心理的安全性・礼節についての総集編を目指してつくりました。過去のセッションから大きく変えてはいませんが、登壇を重ねるたびに自分でも理解が深まったように思います。
公式サイトの事前予約では「満席」の表示があり、実際のセッションもちらほら立ち見の方が出るぐらいの入場がありました。公募に通ったのも不思議なぐらいのふわっとしたタイトルでしたが、たくさんの方に聞いていてだけてとても光栄ですし、話し甲斐もありました。
聴いてくださったかたのツイートはさっそくtogetterにまとまっていたので、ありがたく拝見しています。
お伝えしたかったこと
マネージャーというのは無力なもので、心理的安全性をそなえた健康で信頼性の高いチームを作ろう!と思ったところで、そのチームに参加するみんなの意識と協力がなければなにも前に進みません。仕事をする上での責任として礼節ある態度でふるまうこと、それが遠回りのようでも結局はチームにも個人にも成果をもたらす近道なんだよ、だから、みんなで成果を出して幸せになりましょう。これが、このセッションで一番お伝えしたかったことです。
参考資料
今までの講演も含めて、このセッションを作るために欠かせなかった書籍やコンテンツを紹介します。先人の知恵に感謝しつつ、よりよいチームで成果を出しつつ、今後もアウトプットしていけたらな、と思っています。
- Google re:Work - ガイド: 「効果的なチームとは何か」を知る
- チームが機能するとはどういうことか「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ
- Team Geek――Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
- Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である
- プログラマが知るべき97のこと
- ロールプレイングゲーム - プログラマが知るべき97のこと
- 「正しい意見や指摘こそ、優しい言葉で伝えることが大事」結城浩さんの連ツイ - Togetter
おわりに
勝手に自分の中では「総集編」にしてしまいましたが、こういう話にゴールや終わりはありません。ですから、今後も何らかの形で発信していきたいと思っています(まずは技術書典8…原稿かかねば…)。再演のご依頼は随時お待ちしています!
また、講演後のAsk The Speakerコーナーでいただいたご質問から、次に発信していくべきテーマも見えてきたように思います。新作も出していきますので、こちらにもご期待ください。
最後になりますが、心理的安全性と礼節をチーム全体で育んでいるわれわれ事業開発部では、EC / CRMプラットフォーム「prismatix」を一緒に育てていく新しい仲間を求めています。Javaによるクラウドネイティブなマイクロサービスの開発に興味があるソフトウェアエンジニアの方、そのアプリケーションの運用とSREに興味のあるインフラエンジニアの方、そのサービスを顧客企業に導入していくプロジェクトマネジメントに興味がある方(SIerでのPM、SaaSやパッケージ製品のプリセールス、小売 / EC業界でのシステム開発などの経験が活かせます)、一度お話ししませんか?なんらかの手段でご連絡いただければ、より詳しくお伝えできるようご案内します。最近は月イチ以上の頻度で開催している会社説明会などでお待ちしております!