
【登壇資料】「LLM機能を自作して分かるSnowflake Cortex AIの強み」というタイトルで DevelopersIO 2026 Osaka Day 2に登壇しました #devio2026
データ事業本部の鈴木です。
2026年9月29日(火)に開催されたDevelopersIO 2026 Osaka Day 2に「LLM機能を自作して分かるSnowflake Cortex AIの強み」というタイトルで登壇しました。
登壇資料
ポイントのご紹介
1. Cortex AIの強み
私が自作したことがある機能で、Snowflake Cortex AIならではの強みがある機能をご紹介しました。
Cortex AI自体は2024年6月にGAされてから約2年半ほど経ちましたが、ユーザーのニーズを汲み取り急速に進化してきました。
特に昨年11月にCortex AgentsやSnowflake Intelligence(現CoWork)がGAして1年も経っていませんが、ビジネスシーンのさまざまな課題に対して、データとAIでアプローチできるようになっています。
AI関数はパフォーマンスに優れたAI機能をSQLなどから利用できます。このネイティブ機能で非常に簡単にLLMが利用可能です。

Cortex Agents + Semantic Viewではだれでも簡単にText2SQLの仕組みを使い、AIにデータ分析を任せられるようになりました。LLMが出てきた当時にText2SQLを試していたころから考えると目覚ましい進化です。分析向けSQLはどうしても長く複雑になりがちですが、この仕組みを使うことで、ビジネスメタデータや集計定義を考慮しつつSQLを生成可能です。

最後にCoWorkですが、これも非常に強力です。
AIエージェント組織内で利用するためのUIはとても重要で、求められる技術的な要素も多くあります。
会話内容はスレッドで見たいし、エージェントの回答に対するフィードバック機能も必要です。グラフで分析結果を表示できないといけません。エージェントはリクエストしているユーザーの権限に合わせた分析を提供しないといけません。
CoWorkを使うとその全てが既に用意されており、非常に簡単に組織のメンバーでエージェントによる分析と意思決定が可能になります。

2. 今後期待している機能
今後期待している機能として2点ご紹介しました。
一つはAppRuntimeです。
AppRuntime自体はSnowflakeのNext.jsアプリのホスティング機能です。
しかしそれだけではなく、Snowflakeと統合された認証・ガバナンス機能の恩恵が受けられ、ユーザーはたった1コマンド実行するだけで、実装したコードからアプリをデプロイすることができます。
また、特に目新しいのはCoCoによる実装です。CoCoにsnowflake-appsskillsが備わっており、CoCo DesktopのようなインターフェースからAIに依頼してアプリ開発〜デプロイまでしてもらうことも可能です。
このような機能により、軽量なアプリがメインになるとは思いますが、誰でも簡単にSnowflake上にアプリをデプロイできるようになりました。

二つ目はCortex Senseです。
この機能は発表段階ですが、Snowflake上のデータやアップロードされたビジネスプロセスの情報をCoCoやCortex Agentsなどに渡せるコンテキストレイヤーとされています。
私はよく分析向けのCortex Agentsの構築を行いますが、現状Cortex Agentsにそういったビジネスの情報を渡すためにはOrchestration instructionsなどにツールの利用順などを設定することになります。Cortex Senseが出てきた後は、そういったビジネスプロセスの情報やより多くのSnowflake上のデータの情報をCortex Senseから利用できるようになるため、よりCortex Agentsがユーザーの意図を汲んで動作してくれるようになることを期待しています。

最後に
「LLM機能を自作して分かるSnowflake Cortex AIの強み」の登壇内容と簡単なポイントのご紹介でした。
昨年もSnowflake Cortex AIについてご紹介しましたが、当時は今回ご紹介したなかでもパブリックプレビューの状態の機能も多かったです。
現在ではCoWorkやCortex AgentsもGAとなり、実際のビジネスの場面でもどんどんと課題解決に使っていけるようになっています。
また、CoCoやAppRuntimeのような強力な機能も追加・GAされており、非常に急速に発展しています。
これらの機能を活かしつつ、Snowflake Cortex AIを使ってビジネス場面での課題をどんどんと解決していきましょう!








