Auth0を使ってTwitterのソーシャルログイン機能を試す #Auth0JP #Auth0アドカレ
Auth0でTwitterログイン!
認証認可サービス「Auth0」は様々な接続方式に対応した、とても簡単に使えることが特長のサービスです。
Auth0アドベントカレンダーでは、その手軽さをお伝えすべく、Auth0が持つ様々な機能をご紹介できればと思います。
本記事ではAuth0のTwitter連携を使って Twitterのソーシャルログイン機能 を試してみました!
私は数年前にTwitterアプリを作ったことがありましたが、当時よりTwitterアプリの登録手順が複雑になっていました。より厳密になったといった感じでしょうか。
Twitter Developersへの登録
まずはじめに、Twitterのソーシャルログインを試すにはTwitter Developersへの登録が必要です。
Twitter DevelopersにはTwitterアカウントがあれば誰でも作ることができます。
Twitter Developersを使う目的などを説明する必要がありますので、あらかじめ用意しておきましょう。
Twitterアプリの登録
Twitter Developersへの登録が完了したら、次にTwitterアプリを作りましょう。「Create an app」をクリックします。
登録フォームです。
必須項目がいくつかあります。以下を埋めるようにしましょう。
項目 | 説明 |
---|---|
App name | アプリ名 |
Application description | アプリの説明 |
Website URL | アプリを紹介するWebページなどのURL |
Enable Sign in with Twitter | Sign in with Twitterを使うかどうか。チェックしてください。 |
Callback URLs | サインイン時のコールバックURL。入力値は後述。 |
Tell us how this app will be used | アプリの使い方の説明 |
特に Callback URLs
について、こちらはAuth0の作成済みのテナントのドメインのコールバックURLを設定します。以下の形式です。
https://【テナント名】.auth0.com/login/callback
Developer Termsをよく読んで「Create」をクリックします。
Twitterアプリが作成できました。
「Keys and tokens」タブを開き「Consumer API keys」の「API key」と「API secret key」をメモしておきます。
Auth0への設定
次にAuth0の設定です。なお、Auth0テナントは作成済みの前提で進めます。
「Connections」メニューを開き、一覧の中からTwitterのロゴのフリップをクリックします。
Twitterの各種設定フォームが表示されますので、先ほどメモした「API key」と「API secret key」を入力します。
「Application」タブを開き、有効にしたいアプリケーション(クライアント)のフリップをオンにします。
試す
それでは試してみましょう!今回はお試しなので、コネクション一覧に表示されている「TRY」を使います。
サインインできました!Twitterアプリを作ったTwitterアカウントであれば認可画面は表示されませんが(認可済みとしてスキップされる)、一般のTwitterアカウントからは認可画面を挟んだ後にサインインできます。
まとめ
Twitterアプリの登録方法が変わっているので、以前よりも手順が多くなっています。私と同じように **久しぶりにTwitterアプリを作るよ! ** という方はご注意ください。