
非エンジニアの私がClaudeとCopilotのアウトプットがどのように違うか比較してみた
こんにちは。製造ビジネステクノロジー部の細見です。
今回は、ClaudeとM365 Copilotの回答がどのように違うか、比較してみました。
利用したAIツールは下記の通りです。
-Claude(Sonnet 4.6)
-M365 Copilot (Basic)
まずはやってみる
AIが製造業のお客様に対して提案する内容について、自分の経験や考え方と、方向性が合っているかどうかを確かめるため、下記のプロンプトをそれぞれに指示しました。
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製造業のお客様で、下記のような課題があります。
・生産管理部門のPSI管理ができていない
・フォーキャストが出せていない(出せない?)
・基幹システムが使いこなせていない
・発注サイクルが決められていない
・毎日注文書が出る
・SCMのサイクルが描けていない
・受入準備作業、連絡がマニュアル対応
・EDI注文ができている仕入先と、できていない仕入先がある
・発注リードタイムが守れていない
・生産変動見合いの在庫が確保できていない
・予約注文が活用できていない
・完成品の生産について、ロック(フリーズ)週が決められていない
・毎日追加注文が発生する
・予実管理ができていない
・フォーキャストを出すのは、マニュアル作業(Excel)
・基準在庫の考え方が決められていない
・どこがボトルネックになっているか、を見える化したい
・ミルクランによる配送も活用できていない
・VMIも活用できていない
・材料管理の受入も、大物が多く、フォークリフトが必要なものがある。人の手配はマニュアル作業
・システムが使いこなせていない?
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ここまで入力したあと、勢いよくEnterキーを押してしまい、AIに対して、どうしてほしいのか、指示を与えるのを忘れてしまいました。
結果として、現状の課題のみを共有した状態です。
Claudeの結果
課題のみ共有しただけですが、整理・分類をわずか3分ほどでやってくれました。


課題を整理した上で図示されており、非常にわかりやすい分析です。
Copilotの結果
下記の通り、分析した結果を文章で回答がありました。Claudeを先にやって、結果を見てからだったこともあるのですが、文章が長く、圧倒される感じです。図示はされず、文章のみです。

以下続く(それぞれの項目の下に箇条書きなどで記載がありました)
2.実行ルール(Do)が不在
3.可視化(Check)ができていない
4.仕組化(Act/自動化)未整備
②あるべき全体像(ゴール)
③打ち手(優先順位付きロードマップ)
【Phase1】基盤整備(最優先:1~3ヶ月)
1.PSI管理導入(最重要)
2.フリーズ期間設定
3.発注サイクル固定
4.基準在庫設計
【Phase2】可視化・安定化(3~6ヶ月)
5.ボトルネック可視化
6.予実管理導入
7.受入業務の標準化
【Phase3】システム活用・自動化(6ヶ月~)
8.基幹システムの活用再設計
9.EDI統一
10.ミルクラン・VMI導入
【Phase4】高度化(1年~)
11.フォーキャスト高度化
12.S&OP運用確立
④成功のポイント(重要)
1.システムではなく業務設計が先
2.完璧を目指さない
3.日次判断を減らす
4.KPIで管理
⑤一言でまとめると
⑥即実行すべき3点(超重要)
これだけ長いと、この文書を要約してほしい気持ちになります。
Copilotは詳細な分析を文章形式で提供する傾向があり、情報量が多いため、要約指示を追加することで、より簡潔な出力が期待できます。
ファイルとして出力指示
そして、一旦、プレゼン資料として出力を指示しました。
「ここまでの内容を一旦プレゼンテーション資料にまとめてください。但し、フォントはMeiryo UIで。また単語の途中で改行されないよう、チェックをお願いします。」
アウトプットの結果
【Claude】
「SCM課題と改善方針」として7ページの資料を生成してくれました。
構成、内容も的を射ており、ほぼ修正無しで使える状態です。
【Copilot】
「物流法改正とSCM課題整理」として12ページの資料を生成してくれました。
Copilotの特徴、と言えるかもしれませんが、各ページの半分がイメージ図や写真、となっており、プレゼンテーションとしては、課題が順番に羅列され、最初のプロンプトに対する回答を順番に並べた感じで、全体の内容がやや間延びした印象で、大事なポイントがどこなのか、少々わかり難く、大幅修正が必要な状態です。
「単語の途中で改行されないように」という指示にも関わらず、途中で改行されている箇所が多々ありました。
まとめ
ClaudeとCopilotを比較すると、今回の検証では、Claudeが当初の指示不足の状況でも、こちらの意図を読み取り、整理・分類を提供してくれたように感じました。
Copilotは、写真を多用する傾向があるため、最初のプロンプトは、写真表示の要・不要や、まとめてほしいポイントなど、もう少し細かい点まで指示したほうがよい、ということがわかりました。こちら(指示する人)の日本語文章表現能力も試されている感じがしました。
以上、お役に立てば幸いです。






