これでライセンス管理もバッチリ!Alteryxライセンスポータルのご紹介 #alteryx_ug

2018.12.09

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こんにちは。ソリューション営業の大場です。

『Alteryx User Group in Tokyo Advent Calendar 2018』8日目のエントリは、truestar大井さまによる『ワークフローのログをメールで送信してみよう』でした。

当エントリは18日目です。

はじめに

Alteryx ではインストーラの提供やライセンスの管理を目的とした専用のポータルが用意されています。 一般ユーザであればインストーラのダウンロード、ライセンス管理者であればそれに加えてライセンスキー情報の確認や該当ライセンスを使っているユーザの確認、 ライセンスの操作(アクティベートやディアクティベート)ができるポータルになります。

本記事では、このポータルを紹介していきます。今後の利用において参考にしてもらえればと思います。 なお、弊社のライセンスポータルを用いていますので、中の情報はモザイクや編集を加えております点ご了承ください。

ライセンスポータルのURL

ライセンスポータルのURLは http://licenses.alteryx.com/ になります。

最初に利用する場合には Sign UPが必要になります。右側の Sign Upの入力欄に必要事項を入力して「Sign UP」ボタンを左クリックしてください。 このときに、ライセンスキーに紐付くメールアドレスを用いてサインアップした方は、今後ライセンス管理者としてライセンスの閲覧や操作ができます。

トップページ

Sign In すると以下ページが表示されます。

■ 一般ユーザ

画面中央にプロダクトインストーラやリリースノートへのリンクが用意されています。

■ ライセンス管理者

一般ユーザの画面に加えて、画面上部に Licenses、Machines、Accounts & Users が用意されております。

項目の右側の ▼ をクリックするとさらに小項目が用意されています。

  • Licenses
    • View Licenses
  • Machines
    • Administrator Machines
    • Offline Device Management
  • Accounts & Users
    • Accounts:View Edit Account
    • Users:View Edit User

ここからは各項目を見ていきたいと思います。

Licenses

View Licenses

ここではライセンスキーの期限や利用状況等を確認できます。

  • License Key:ライセンスキー(リンク先では該当ライセンスキーの利用状況が確認できます。)
  • Product:プロダクト名
  • Available Seats:ライセンスを現在使えるユーザ数(以下の Total Seats から現在の利用者数を引いたものです。)※ 補足:残りあと何名使えます、という情報です。
  • Total Seats:ライセンスを使えるユーザ数
  • Downloads:ダウンロードページ(リンク先でインストーラのダウンロードができます。)

■ Advanced Search

リストの右上の Advanced Search を左クリックすると以下のウィンドウから細かな条件指定で検索できます。

Machines

Administer Machines

ここではライセンスを利用しているマシン(ユーザ)、利用しているライセンスを確認できます。

  • Machine Name:マシンネーム(リンク先ではマシンにおけるライセンス/プロダクト利用状況確認およびライセンス操作ができます。下記「■ Machine Name」で補足します。)
  • Machine ID:インストールしているマシン固有のID
  • Type:タイプ
  • Account:アカウント
  • Licenses:ライセンス情報(License Infoでカーソルを止めるとライセンス情報が確認できます。)
  • Last Modified:最終更新日

■ Search

リストの右上にフィルター機能が用意されています。

ここで各項目を用いてフィルタができますが、おそらくこのポータルの中で一番利用ケースが多いのではないかと思われる 「該当のライセンスを使っているマシン(ユーザ)はどれか(誰か)」が検索できます。 その場合には、プルダウンから[License Key]を選択して、該当のライセンスキーを入力して検索してみましょう。

■ Machine Name

Machine Name のリンク先では以下の画面が表示されますが、見ての通り「View」ボタン、「Action」ボタンが用意されています。

View ではマシンにおける履歴(主にライセンス関連)の確認、 Action の方では管理者側からライセンスの操作(アクティベート、ディアクティベート)ができます。 利用頻度が高そうな後者をピックアップして紹介します。

■ 「Action」ボタン

「Action ボタン」を左クリックすると以下が表示されます。

ライセンス管理者側から、それぞれ以下のような操作ができます。

  • Activate By Product:プロダクトの切り口でライセンスをアクティベート
  • Activate By License Key:ライセンスキーの切り口でライセンスをアクティベート
  • Revoke Licenses:ライセンスをリボーク(アクティベート済みのものから剥がす)

※ 該当マシンが普段インターネットに接続できる状態で利用していることが前提となります。

なお、以下の記事では上記の Revoke Licenses を使用してライセンスをリボークする手順をご案内しています。

Offline Device Management

オフラインアクティベートで利用します。

【2020年4月3日追記】こちらは現バージョンでは利用しません。オフラインアクティベートの手順につきましては以下をご参照ください。

Accounts & Users

View Edit Account

Accounts 内のユーザに対して権限の設定ができます。

任意の Account を選択すると、以下のようにAccount 内のユーザ一覧と、そのユーザに割り当てられた Role が確認できます。 ユーザをライセンス管理者にする場合には、Lisence Administrator に設定します。

ただ、上記画面のリストから、License Administrator にチェックを入れて設定できると思ったのですが、 できなかった(「Save」ボタンが見当たらない)ので、該当の Display name から設定します。 すると、ここで Role が設定できるので、設定後「Save」ボタンを左クリックします。

この設定によって、一般ユーザの方をライセンス管理者にすることができます。

View Edit User

ユーザ情報の編集、ユーザの削除ができます。

さいごに

今回はライセンスポータルをご紹介しました。 ライセンス数が多くなってくるとその管理や操作をする機会が増えると思います。ぜひポータルの使い方をマスターして効率的に管理をしてもらえればと思います。

明日は弊社兼本による『10 Tips to Build a Successful Data Catalog』の予定です。お楽しみに!それでは!

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