Alteryx v11.7:『レポート・ドキュメント』関連ツールの機能概要&ブログエントリまとめ #alteryx

2017.12.12

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

Alteryxのワークフローを構成する「ツール」群は、バージョンを追う毎にその種類が増えて来ています。その数251種類(2017年12月、v11.7現在)。非常に数も多く内容のバリエーションに富んでいる為、全容把握はなかなかに大変です。そこで当エントリでは、その中から「レポート」及び「ドキュメント」の処理を行うツール群について処理の概要や関連ドキュメント・また関連しているDevelopers.IOのエントリに関する情報についてまとめてみました。

目次

当エントリではデータ加工、ETLにおける処理として、公式ドキュメントで紹介されている「Reporting(レポート)」「Documentation(ドキュメント)」について内容を紹介しています。

Reporting(レポート)

データの表示と編成を支援するツールが含まれています。

アイコン ツール名 用途・用例
Charting (グラフ表示) さまざまな種類のデータを表示。
Email (メール送信) データストリームを使用して各レコードの電子メールを送信。
Image (画像出力) レンダリングツールを使用してイメージをレポートに出力。
Layout (レポートのレイアウト調整) レンダリングツールを使用してレポートとして出力する2つ以上のレポートスニペットを配置。
Map Legend Builder (地図凡例を作成) Map Legend Splitterツールからのコンポーネント出力を取得し、凡例テーブルに戻す。
Map Legend Splitter (地図凡例の分割) レポートマップツールから凡例を取り出し、それをその構成部分に分割。
Overlay (レポート要素を重ねて表示) レポートスニペット(マップ、テキスト、画像など)を互いに重ねて表示。
Report Footer (レポートのフッターを作成) レポートにフッターを設定・配置。
Report Header (レポートのヘッダーを作成) レポートにヘッダーを設定・配置。
Render (レポートを所定の書式で出力) レポートスニペットをPDF、HTML、XLSX、DOCX、PPTX、RTF、Portfolio Composer(* .pcxml)形式のプレゼンテーション品質のレポートに変換。
Report Map (レポート上に地図を作成) Alteryxワークフローからマップイメージを作成。複数の空間入力を受け入れ、これらの入力を重ねることができ、テーママップの作成をサポートします。凡例、尺度、および参照層などの他の地図作成機能を含めることができます。
Report Text (テキスト要素の作成) レンダリングツールを使用してレポートに出力するテキストエレメントを作成。
Table (表組み要素を作成) レンダリングツールを使用してレポートに出力するデータテーブルまたはピボットテーブルを作成。

Documentation(ドキュメント)

ワークフローのプレゼンテーション、アノテーション、およびツールの構成を改善する機能群を提供しています。

アイコン ツール名 用途・用例
Comment (ワークスペース上にコメントを追加) 注釈をプロジェクトワークスペースに追加。これはノートを書き留め、プロセスを説明するのに便利です。
Explorer Box Webページ、ファイルディレクトリ、またはファイルをキャンバス上の調整可能なボックスに表示。
Tool Container (ワークフロー内のツールを構成) ワークフロー内のツールを構成します。このツールを使用して、ワークフロー内のセクションまたはプロセスを分離することが出来ます。。ツールコンテナを無効にすると、内部のツールが実行されないようにすることができます。また、キャンバス上のスペースを減らすために折りたたまれます。

まとめ

という訳で、Alteryxツール 機能概要&関連ブログエントリまとめ『レポート・ドキュメント編』のツール群の内容ご紹介でした。当エントリで紹介した内容の他にも以下エントリでテーマ・トピック毎にツール群の紹介をまとめていますので併せてご参照頂けますと幸いです。

参考情報: