[re:Invent 2019] [レポート] WIN201-L – Leadership session: Five new features of Microsoft and .NET on AWS that you want to learn #reinvent

しばたです。
本日のキーノートでは「Closing Windows」とド直球でMicrosoft批判をしつつも514個の新機能を紹介するセッションも用意してくれているあたりに現実を感じます。
今回はこの5個から14個に急遽増えた新機能のセッションレポートを書きます。

セッション概要

Still running Microsoft on premises? Not using SQL Server data in your ML/AI strategy? Join this leadership session to learn about AWS’s strategy for migration and modernization, latest features, and best practices on how to better run Microsoft workloads like Windows, SQL Server, Active Directory, and .NET applications on AWS. Hear from customers leveraging Windows on AWS workloads as their secret sauce. From lowering TCO to maximizing the 5-year ROI to building new innovative solutions to drive growth in areas such as machine learning, containers, and serverless, come learn how many organizations are leveraging their legacy in the new world.

  • Sandy Carter - Vice President, Amazon Web Services
  • Peter Torres - Director, Software Engineering, Capital One
  • Matt Parzybok - Senior Director, Expedia

内容について

このセッションはMicrosoft製品およびWindows on AWSの14の新機能について

  • Total Cost of Ownership : TCO
  • Ease of Use : 使いやすさ
  • Migration Acceleration : (AWSへの)移行を加速する
  • Modernization and Innovation : モダナイゼーションとイノベーション
  • Analytics and Insights : アナリティクスとインサイト

の5つの軸(セッションでは"リング"で表現)をベースに解説する流れでした。

途中でパートナーのCaptial OneExpediaグループの事例紹介を交えたかたちで、ざっくり解説すると、Capital Oneの事例はオンプレ環境で高いメンテナス・ライセンスコストでアジリティも出せなかったのがAWSに移行してコストダウン・モダナイズできたといった所謂エンプラあるある話(こういうのは本場アメリカでもあるものなんですね)と、Expediaの事例はフライト検索サイトのAWS移行の話でした。
本題の14の新機能については技術的な機能だけでなくパートナープログラムといった施策も含めての14だったので正直ちょっと「ずるくない?」と思ったのですが気にしないことにして次節から解説していきます。

あと、本題から外れるのですがセッションのまとめ(wrap up)でこの14の新機能をラップ(rap)調に読み上げる謎パフォーマンスがあったのですが、アメリカのエンプラ系はこういうノリなんでしょうか?本当に謎でしたがインパクトはすごかったです...

Total Cost of Ownership

ここから本題の14の新機能を順に紹介していきます。
セッション中では余り順序だてた説明となっていなかったのですが、本レポートでは最後のまとめでリストアップされた順に紹介していきます。

License Manager w/ BYOL and dedicated host support

弊社千葉が記事を書いているこのあたりのお話でした。

千葉の記事ではCPUライセンス数の検出を試してますが、こちらの機能はMicrosoft(Windows ServerやSQL Server)、SAP、Oracle、IBM(DB2)といった各種ベンダー製品ライセンスも管理可能です。

AWS Compute Optimizer

今回リリースされたAWS Compute OptimizerはもちろんWindowsでも利用可能です。

HDD low-cost storage with FSx

re:Inventの直前に発表された多くのアップデートの紹介に加え、

HDD保存でより低価格のTierが出るとの事でした。

こちらはまだAWS公式発表が出てないですが近いうちにアナウンスされると思います。

AWS SSO

AWS SSOでAzure ADのユーザーが使える様になった件についての紹介でした。
こちら私も後で試してみたいと思います。

Image Builder

先日リリースされたEC2 Image Builderの話でした。
弊社社員もいっぱいブログをかいてますのでこちらをご覧ください。

AWS Launch Wizard for SAP

現在提供されているAWS Launch Wizard for SQL Serverの他にSAP NetWeaver on HANA/HANA DB向けのLaunch Wizardを提供する(Coming soon)という発表がされました。
saponaws@amazon.comにコンタクトを取るとプレビュー参加できる様です。

Migration Acceleration

MAP for Windows

「AWS MIGRATION ACCELERATION PROGRAM」というパートナープログラムを2020年の第1四半期を目途に提供するそうです。

このプログラムはCloudEndure、AWS Server Migration Service(SMS)、CloudChompといったツールを使いオンプレ環境からAWSへのサーバー移行を支援していくものの様です。

EMP for Windows Server

先日発表されたWindows Serverの延長サポート終了に対するプログラムについての内容でした。

Support for SQL 2019

SQL Server 2019のリリース後ただちにSQL Server 2019 on EC2をリリースし迅速に追随してるといった感じの話だったはずです。
(ここはちょっと記憶があいまいです)

EKS GA

EKSではWindowsワーカーノードの実行がサポートされた件のことだと思いますが、セッションでは全然触れてませんでした。

gMSA support in ECS and EKS

Group Managed Service Account(gMSA)でのコンテナー実行がECSとEKSでサポートされた話ですが、セッションでは軽く触れるだけでした。

App Modernization Lab

EMPの件と合わせた形で.NETアプリケーションやSQL Serverのモダナイズに触れその中で出てきた話なのですが、ちょっとこれがどういう類の物なのか聞き取ることができませんでした。

ちなみに.NETアプリケーションおよびSQL Serverのモダナイズについては下図の4領域が紹介されました。

.NET Foundation

セッションではほんの一瞬だけ触れただけですが、AWSは.NET Foundationに参画しています。

Analytics and Insights

AWS Data Exchange

機械学習、深層学習を行うにあたってのデータ戦略の概要とAWS Data Exchangeを軽く紹介する感じでした。

最後に

ざっとこんな感じです。

セッションレポートというよりは半分くらいDevelopers.IOの記事を紹介してる気がします。
実際セッションの最中も「これ〇〇さんがブログ書いてたよなぁ」と思うことしきりでした。