自己成長の視点とポジショニングの視点

自己成長の視点とポジショニングの視点

Clock Icon2023.05.25

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こんにちわ。従業員体験( EX )の向上がミッションのエンジニアリング統括室に所属しているてぃーびーです。
自己の成長に向き合うとき、自己のポジショニングについて考えるときの視点についてまとめます。

自己成長の視点

自己の成長に向き合う場合、視点は自己にあります。
  • 昨日の自分よりも今日の自分は成長できているか?
  • 新たな知識を手に入れたか?
  • 新たなスキルを身に着けたか?
  • 好ましいマインドを身に着けたか?
  • 新たな成果を出すことができたか?
この繰り返しになります。

自己成長に他者視点を持ち込む影響

自己の成長を考える際に、自分よりも遥かに優秀な他者を対比を持ち込むと、成長の不足や焦燥感から不安を募らせることになります。仮に、あなたがレベル1の戦士だとして、レベル99のバトルマスターと比較していては満足が得られるはずもなく、不安になるのも当然です。
しかも、「何となくすごそうなあの人」のようなふわっとした比較をしている場合は、具体的な対比がないため追い抜こくことができない幻影と戦う構図になります。
自己の成長を考える際に、他者との差を考えてしまう場合は視点を自己に向き直しましょう。
ただし、他者のいいところを観察し、自分に取り込むという意味では自分より優れたところを持つ他者は参考になります。
吸収できる点をもった他者の存在をありがたく思いつつ、その点を自分に取り込む際はあくまで自己に目線を向けましょう。

ポジショニングの視点

社内、社外を問わずポジショニングを考える場合、視点は他者にあります。
組織内でも、社外を含めた労働市場全体においてもチャンスが巡ってくるのは、チャンスが発生した時点での他者との相対的な位置です。
  • 自分が強みとして伸ばしていきたい領域をどこにするか?
  • 注力すると決めた領域について、自分の現状の位置はどのあたりか?
  • 社外、社内、部内、チーム内での位置はどのあたりか?
これらによって、好機を得ることができる可能性が変わってきます。
  • 今いるメンバーで次のマネージャーにするなら誰か?
  • 今いるメンバーで次のリードエンジニアにするなら誰か?
こういった判断が発生するときに第一想起される位置にいる必要があります。
特に、ある程度「一人前担当者」のレベルを超えて、シニア・リードと呼ばれるような役回りに向かっていく場合にポジションの視点が重要になってきます。
なお、ポジションの視点は特になく、ナチュラルに「自分が取り組んでいて楽しいこと」「自分が得意なこと」「好きで周りを助けること」を繰り返しているだけで自然と好機を得る人もいると思います。自分がそのタイプなのか、ある程度意識してポジショニングを考える必要があるのかは自分自身で考える必要があります。
自己の成長のためには他者を意識しすぎると不安が募る一方で、ポジショニングの観点で考える場合は他者を意識する必要があります。
ただ、他者と強みがかぶらないようにポジションをすみわけているのならば、競争相手ではなくなります。

補足

ポジショニングを極端に捉えると、同僚を蹴落とすことや、非協力的な振る舞いをする結論に至ることがあるかもしれません。
しかし、仕事は社会的な活動であり、他者との協力や信頼関係でなりたっています。人の役に立ち、他者の成長に貢献する選択肢が結局自己の成功にもつながるでしょう。

まとめ

自己の成長に向き合うとき、自己のポジショニングについて考えるときの視点についてまとめました。
不安を募らせないように成長する意味では視点は自己に向いている必要があります。
一方で、現実として「どのように好機を掴むのか?」「大きな価値をだせる立場を得ていくのか?」ということを考えるとポジショニングについて考えると、他者との対比が必要になります。
自分の成長と健康。自分の人生とキャリア。どちらも責任をとれるのは自分自身のみです。
今自分が成長について考えているのか、ポジションについて考えているのかを踏まえて視点を使い分けましょう。

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