Alteryx 2018.4新機能:全プロダクト(Designer、Server、Connect、Promote) リリース内容まとめ #alteryx

2018.11.21

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日本時間の2018年11月15日、Alteryxのバージョン2018.4がリリースされました!当ブログでも下記シリーズで新機能をご紹介しております。

このエントリでは2018.4としてリリースされた内容をまとめてご紹介します。

もくじ

Alteryx Designer 2018.4

Alteryx Designer 2018.4のリリースノートは以下です。

Alteryx Designer 2018.4

インストール方法は下記ブログでご紹介しております。

Alteryx 2018.4 新機能紹介:Alteryx Designerの外観が変わりました(&インストール手順の紹介)

発表されている新機能は以下の通りです。

データソース

?Gzip

Gzipファイルを読み込みできるようになりました。
関連エントリ:Alteryx2018.4新機能紹介:Gzipファイルからデータの読み込みに対応しました

?SAP HANA

SAP HANAのDBに接続する際、デフォルトのアプリケーション変数がALTERYXになりました。
SAP HANAのDB接続にてColumnストア、Rowストアを作成できるようになりました。

?その他

Alteryxでそのまま動かせなかった新しいODBCドライバに、ドライバとデータ型をAlteryx TypeにマッピングするLuaスクリプトを作成することで接続できるようになりました。
In-DB Toolでそのまま動かせなかった新しいODBCデータソースに、データベース情報を定義するLuaスクリプトを作成することで接続できるようになりました。

ツール

Publish to Tableau Server tool

Connectorsカテゴリ(コネクタ)から選択できるようになりました。
関連エントリ:Alteryx2018.4新機能紹介:Publish to Tableau Server Toolが新しくなってConnectors(コネクタ)カテゴリから選べるようになりました

Write Data In-DB tool

SQL Server table(ODBC)の条件付き更新・行削除がサポートされるようになりました。

Microsoft Power BI Output Tool

・Galleryから新バージョンを入手可能です。
・「My Workspace」以外のworkspaceを選択可能になりました。
・UIが変更されました。
関連エントリ:Alteryx 2018.4 新機能紹介:Power BI Outputツールでマイワークスペース以外のワークスペースを選択可能になりました

インターフェース

Alteryx Server 2018.4

リリースノートはこちらです。
Alteryx Server 2018.4

診断ページ

Apps、Users、Collections、Server、Workersの情報が診断ページ(Diagnostics)から確認できるようになりました。

Studioの実行スケジュール・実行結果共有

Studioに追加されている全ユーザー間で実行スケジュール・実行結果を共有可能となりました。

ワークフローの自動デプロイ

一連のエンドポイントを使用するAlteryx ServerとGallery間のデプロイの自動化がサポートされるようになりました。

暗号化のアップグレード

Alteryx Serviceを構成するコンポーネント間の暗号化方式はAES-256ビットを使用できるようにアップグレードされました。

Alteryx Connect 2018.4

リリースノートはこちらです。
Alteryx Connect 2018.4

データソース

PostgresSQLからConnectへ、メタデータをアップロードできるようになりました。

機能拡張

  • 全てのAlteryx Designer loadersをConnectで実行できるようになりました。
  • Apache Tomcatが9.0.12.にアップグレードされました。
  • セキュリティ・UIが強化されました。
  • 複雑なパスワードが求められるようになりました。
  • ビューとテーブル間のリネージがOracle Loaderに追加されました。
  • Hive、Impala Loaderでオブジェクト作成スクリプト作成の際にpretty-print(整形表示)をDDL Formatterで使用できるようになりました。
  • account usage viewsよりSnowflake loaderでメタデータを抽出できるようになりました。
  • Connect toolがUT8をサポートするようになりました。日本語、韓国語のテーブル名でも抽出可能となります。
  • 全てのバージョンのPublish to Tableauマクロを解析可能になりました。
  • SQL構文解析機能が改善され、オブジェクトに自動的にリネージをフェッチする機能が追加されました。

Alteryx Promote 2018.4

リリースノートはこちらです。
Alteryx Promote 2018.4

新機能

  • プライベートのGitリポジトリからHTTPSを介したPersonal Access Token(PAT)認証によるmodel package dependenciesのインストールをサポートするようになりました。 SSHは現在サポートされていません。
  • API Keyローテーションがサポートされるようになりました。
  • これまではCUIのみでしたが、GUIのインストーラよりpromoteをインストールできるようになりました。

おわりに

2018.4でのアップデート内容をご紹介しました。前回から3ヶ月というハイスピードでのバージョンアップです。今回は特にUIの変更があり、シンプルでフラットな見た目になったので新鮮に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。次回のバージョンも楽しみです!

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