2025年7月くらいのAWS最新情報ブログとかをキャッチアップする – AWSトレンドチェック勉強会用資料
こんにちは、臼田です。
みなさん、AWSの最新情報はキャッチアップできていますか?(挨拶
社内で行っている AWSトレンドチェック勉強会 の資料をブログにしました。
AWSトレンドチェック勉強会とは、「日々たくさん出るAWSの最新情報とかをブログでキャッチアップして、みんなでトレンディになろう」をテーマに実施している社内勉強会です。
このブログサイトであるDevelopersIOには日々ありとあらゆるブログが投稿されますが、その中でもAWSのアップデートを中心に私の独断と偏見で面白いと思ったもの(あと自分のブログの宣伝)をピックアップして、だいたい月1で簡単に紹介しています。
7月はAWSの新しい無料プランがでたりしました。ピックアップ本数は59本と少し落ち着きました。よかった。そして試しにいつもと違ってピックアップしたブログのカテゴライズとソートをやってみました。自分でもどっちが読みやすいかわかっていませんがとりあえず見てみましょう。
ちなみにAWSの最新情報をキャッチアップするだけなら週刊AWS、生成AIについては週刊生成AI with AWSがおすすめですが、DevelopersIOのブログを読むとAWSさん公式とはまた違った知見や解説、面白さがありますのでブログでキャッチアップという手段をとっています。AWS以外の面白い情報もいっぱいありますよ!
それではれつごー
AI・機械学習
[アップデート]Amazon BedrockでClaudeモデルのCitations APIとPDFサポートが利用可能になりました 1/59
メモ: Claudeの回答に具体的な引用元が明示されるなど
クラスメソッド データアナリティクス通信(機械学習編) – 2025年7月号 2/59
メモ: Amazon Bedrock Flowsでワークフローステップの実行時間延長など
[アップデート] Amazon Nova Canvas で virtual try-on と style options がサポートされました 3/59
メモ: 金ジャケ着れるよ
[アップデート] Amazon Q for Business でレスポンスをカスタマイズできるようになりました 4/59
メモ: ギャルも作れます
[アップデート]Amazon BedrockでAPIキー管理が簡単になりました 5/59
メモ: やったね
[アップデート] Amazon Q Developer in chat applications とコンソールチャットがデータに関する質問に回答できるようになりました 6/59
メモ: S3やDynamoDBのデータにアクセスして中身を解釈できる
[速報:プレビュー]Amazon Bedrock AgentCoreが発表されました! 7/59
メモ: AI エージェントを本番提供するための機能群がまとまっている
[アップデート] Amazon Q Developer IDE のコンテキスト機能がイメージをサポートしたので AWS アーキテクチャ構成図から CloudFormation テンプレートを作成させてみた 8/59
メモ: JPEG、PNG、GIF、WebP がサポートされており、最大サイズは 3.75 MB まで、サイズは 8,000 x 8,000 ピクセル以下であること、ひとつのメッセージに最大 20 枚まで
データ分析・BI
[アップデート] Amazon Redshift Serverless の最小ベースキャパシティが8RPUから4RPUに削減されました! 9/59
メモ: 小規模なデータ分析や開発用途などに活用できる
クラスメソッド データアナリティクス通信(AWSデータ分析編) – 2025年7月号 10/59
メモ: Amazon Athenaの約一年ぶりのアップデートなど
2025 年 7 月 3 日時点で Q in QuickSight が東京リージョンで使えました 11/59
メモ: やったね。
[アップデート] Amazon QuickSight で SPICE データセットのサイズ制限がアップし 20 億行までサポートされるようになりました 12/59
メモ: 従来の 10 億行から 20 億行 に倍増
[アップデート] Amazon QuickSight のカスタム権限プロファイルで印刷や PDF エクスポートなど、これまで制御できなかった機能も制御可能になりました 13/59
メモ: これまで、ダッシュボード内容をローカルにダウンロード(CSV や PDF、印刷など)する機能が CSV エクスポートくらいしか制御できなかった
[アップデート] Q in QuickSight が東京リージョンで GA しました! 14/59
メモ: 日本語もだいぶいい感じ
[アップデート] Amazon QuickSight が Athena データソースで IAM Identity Center の Trusted Identity Propagation (TIP) がサポートされました 15/59
メモ: IAM Identity Centerの属性を使ってアクセス制御できる
[アップデート] Amazon Q in QuickSight の Q&A トピック で Custom Instructions が指定できるようになりました 16/59
メモ: トピックレベルでカスタムプロンプトを指定できる
[アップデート] AWS CDK で Amazon Data Firehose の S3 出力時のタイムゾーン設定が可能になりました 17/59
メモ: L2 Constructでも対応しました
[アップデート] AWS Glue 新しいワーカータイプ 「Rタイプ」 と既存「Gタイプ」 にG.12X と G.16Xが追加されました! 18/59
メモ: Rタイプはメモリ最適化型として最大で従来比2倍のメモリを搭載し、Sparkのシャッフルやキャッシュ、巨大なアグリゲーションのようなメモリ負荷の高い処理に最適
[アップデート] Amazon Redshift Serverless 2-AZ サブネット構成を試してみました 19/59
メモ: EVRを利用しない環境ではこれまで以上に簡易かつ効率的な環境構築が可能
データベース
[アップデート] Aurora DSQL がソウルリージョンをサポートし、アジアパシフィックリージョンでもマルチリージョンクラスターが使えるようになりました 20/59
メモ: マルチリージョンできるよ
[アップデート] Amazon Aurora PostgreSQL 17.5 がリリースされたので、Babelfish 5.2 のアップデート内容を確認してみた 21/59
メモ: 列を行に変換するUNPIVOT がサポート
[アップデート] Amazon DynamoDB Global Table がマルチリージョンの強い整合性の一般提供を開始しました 22/59
メモ: アジアパシフィックなら東京、ソウル、大阪の組み合わせが必要など条件や制約あり
[アップデート] Aurora DSQLがTerraform AWS Provider v5.100.0でサポートされたので、デプロイしてみた 23/59
メモ: バージョン番号もキリが良い
[アップデート] Amazon Aurora DSQL マルチリージョンクラスターをバックアップから復元する操作が簡単になりました 24/59
メモ: マネジメントコンソール上での操作が可能になり、復旧処理をした後24時間以内に行う必要があったマルチリージョン構成の再設定が不要に
ストレージ
[アップデート]S3メタデータテーブルはジャーナルテーブルに改名し、新たにライブインベントリテーブルが誕生、既存オブジェクトとメタデータを一覧化できるようになりました 25/59
メモ: ライブインベントリテーブルでは現在の状態一覧がとれる
[プレビュー] S3ベースの低コストなベクトルストレージ「Amazon S3 Vectors」が発表されました (Bedrock Knowledge Basesのベクトルストアとしても使える!) 26/59
メモ: 機能や性能のトレードオフはあるがコストを抑えたいなら活用したい
[新機能] Amazon S3 Tables MCP (Model Context Protocol) Server をClaude Codeで試してみた! 27/59
メモ: 自然言語でデータの問い合わせが可能
[アップデート] スナップショットから EBS のボリューム作成時の初期化プロセスの進捗状況を確認できるようになりました 28/59
メモ: 推定完了時間もわかる
コンタクトセンター(Amazon Connect)
Amazon Connect Customer Profiles にProfiles Explorer機能がリリースされました 29/59
メモ: 顧客の包括的な360度ビューを提供する動的なオールインワンダッシュボードが利用できる
Amazon Connect Customer Profiles で CSV ファイルから顧客セグメントを作成する機能が追加されました 30/59
メモ: 事前に準備した顧客リストを簡単にアップロードし、パーソナライズされたエンゲージメント戦略に向けたターゲットセグメントを効率的に作成できるようになります
Amazon Q in Connect セルフサービスのデフォルトツールにFOLLOW_UP_QUESTIONが追加されました 31/59
メモ: お客様が直接利用できるツールで段階的なヒアリングが可能になった
Amazon Connect アウトバウンドキャンペーンにインスタンス単位の通信制限機能が追加されました 32/59
メモ: 複数キャンペーン合計でも送りすぎないように制限できる
Amazon Connect 外部音声転送のコネクタ料金が月単位から日単位に変更になりました 33/59
メモ: フルで1ヶ月利用する場合でも300USD安い
コンテナ・サーバーレス
EKS で Auto monitor を有効化して CloudWatch Application Signals を使ってみた 34/59
メモ: OpenTelemetry 互換のAPM
AWS CDKのLambda Pythonがuvをサポートしました 35/59
メモ: aws-lambda-python-alphaを使用したビルド時の自動パッケージングで対応
[アップデート] EKS Pod Identity で簡単にクロスアカウントの権限付与ができるようになりました 36/59
メモ: いよいよ新規構築時は Pod Identity を選ばない理由が無くなってきた感じがあります
[アップデート] AWS Lambda コンソールに「Visual Studio Code で開く」機能が追加されワンクリックで Visual Studio Code 上でコード開発・デプロイができるようになりました 37/59
メモ: ローカルを使いたいなら
開発者ツール・MCP
[アップデート] CloudWatch Application Signals MCP サーバーが公開されました 38/59
メモ: ローカル環境にある各種ソースコードと Application Signals で得られる情報の両方を AI に読み込ませて動作させることができるというのが一つの肝に思いました
[アップデート] AWS Pricing MCP Server が利用可能になりました 39/59
メモ: 今回の AWS Pricing MCP Server は Cost Analysis MCP Server を吸収する形で、機能を踏襲しています
[プレビュー] AWS Knowledge MCP Serverを使ってみた 40/59
メモ: ドキュメントに加えてWhat's NewやAWS Blogも読める
Windows 11 端末に Kiro をインストールし、Spec を途中まで試してみた 41/59
メモ: やりたいことを自然言語で書くと、それをもとに仕様書、設計書、実行計画を作ってくれて、実装もサポートしてくれる
インフラストラクチャ・IaC
Terraform AWS Provider version 6がリリースされ、複数リージョンへの展開がかなり簡単になりました 42/59
メモ: 破壊的変更がたくさんあるので気をつけよう
[アップデート] P6e-GB200 UltraServer の登場と、巨大な GPU インスタンスを支える AWS の技術について 43/59
メモ: 1 台で 36 個または、72 個の Blackwell GPU を単一の巨大 GPU として機能する GPU モリモリのインスタンス
[アップデート] Amazon EC2 がインスタンスの停止/終了時に OS シャットダウンをスキップできるようになったので停止済みになるまでの時間を測定してみた 44/59
メモ: 平均で見てみると 30~40 % 早くなっている
ネットワーキング・CDN
HTTPSレコードをサポートしたCloudFront、Route 53のエイリアス設定と動作を試してみた 45/59
メモ: Route 53の追加課金不要、よりシンプルな設定で利用できる
メッセージング・イベント駆動
[アップデート] Amazon EventBridgeのEvent Busでログ出力設定ができるようになりました 46/59
メモ: Event Busでイベントの受信が成功/失敗した、イベントがEventBridge Ruleのイベントパターンにマッチした/していない、ターゲットの呼び出しが成功/失敗したがわかる
[アップデート] Amazon SQS でマルチテナントのノイジーネイバー発生を抑制できる「フェアキュー」という機能が使えるようになりました。 47/59
メモ: 負荷の高いテナントをノイジーと判断してメッセージ消費の優先度をコントロールしてくれる
コンテナレジストリ・イメージ管理
[アップデート] Amazon ECR のイメージタグのミュータビリティ設定機能が除外フィルターをサポートしました 48/59
メモ: 本番運用環境のタグでは latest 運用を拒否しつつ、一部のタグについては許可したいケースに対応できそう
メディア・ストリーミング
AWS Elemental MediaConvertで出力されるS3オブジェクトにJob IDを示すメタデータが付与されるようになっていました 49/59
メモ: 変換後の動画ファイルがどのJobで出力されたものなの確認が容易になる
【自由研究】セミの羽化をAmazon Kinesis Video Streamsへリアルタイムに配信してみた。 50/59
メモ: 自由研究だなあ(閲覧注意)
セキュリティ・ガバナンス
[アップデート] AWS Audit Manager の多くの主要フレームワークが更新されコントロールのエビデンス収集条件が変わっているようです 51/59
メモ: 検出結果の数が合理化され、関連コストが削減されます
[アップデート] AWS Service Reference に サービス/アクションごとの IAM 最終アクセス日時とポリシー生成リクエストをサポートしているかを示す情報が追加されました 52/59
メモ: より適切になった
[アップデート] AWS FIS で Amazon MemoryDB マルチリージョンクラスターのレプリケーション停止アクションを使えるようになりました 53/59
メモ: リージョン間レプリケーションが停止しレプリケーションラグが増えた際のアラームの動作やアプリケーションの動作確認を行うことができます
移行・モダナイゼーション
[アップデート] AWS Transform の移行評価機能(Migration assessment)で EBS のコスト分析もできるようになったので、試しに使ってみた 54/59
メモ: より正確な評価になってきているのはよき
コミュニティ・リソース
2025 年 6 月の AWS テクニカルサポートノートまとめ 55/59
メモ: 1問1答のTips集
[アップデート] AWS re:Post Private で特定ユーザーにコンテンツを共有可能なチャネルが登場しました 56/59
メモ: チャンネルが消せないので注意
コミュニティプラットフォーム AWS Builder Center がリリースされました 57/59
メモ: ブログも書けるよ
コスト管理・料金
[アップデート] AWS Price List API が新たに 4 つのクエリフィルターをサポートしました 58/59
メモ: 部分一致によって、曖昧な検索が可能になりました
2025年7月に更新されたAWS の新しい無料プランを試してみた 59/59
メモ: サインアップ時の電話番号が既存で利用している場合には使えないなど注意事項あり
まとめ
みなさん、トレンディになれましたか?気になるアップデートがあったらすぐに使ってみてください!
ガンガンキャッチアップしていきましょう!