2025年8月くらいのAWS最新情報ブログとかをキャッチアップする – AWSトレンドチェック勉強会用資料
こんにちは、臼田です。
みなさん、AWSの最新情報はキャッチアップできていますか?(挨拶
社内で行っている AWSトレンドチェック勉強会 の資料をブログにしました。
AWSトレンドチェック勉強会とは、「日々たくさん出るAWSの最新情報とかをブログでキャッチアップして、みんなでトレンディになろう」をテーマに実施している社内勉強会です。
このブログサイトであるDevelopersIOには日々ありとあらゆるブログが投稿されますが、その中でもAWSのアップデートを中心に私の独断と偏見で面白いと思ったもの(あと自分のブログの宣伝)をピックアップして、だいたい月1で簡単に紹介しています。
8月も引き続きAI周りの内容が多いですが、Kiroなど新しいツールの動きも活発で追っていくのは大変ですね。
ちなみにAWSの最新情報をキャッチアップするだけなら週刊AWS、生成AIについては週刊生成AI with AWSがおすすめですが、DevelopersIOのブログを読むとAWSさん公式とはまた違った知見や解説、面白さがありますのでブログでキャッチアップという手段をとっています。AWS以外の面白い情報もいっぱいありますよ!
それではれつごー
AI/機械学習
[アップデート] Amazon Q Developer のコンソールチャット/モバイルアプリケーション/チャットアプリケーションでついに日本語が使えるようになりました 1/64
メモ: やったね。
ウェビナー『AI駆動開発、実際どうなの?【実践編】~現場でぶつかる課題と乗り越え方~』で『書き捨てではなく継続開発可能なコードをAIコーディングエージェントで書くために意識していること』というタイトルで発表しました 2/64
メモ: AI駆動開発の知見の塊
[アップデート]Amazon BedrockでAnthropicのClaude Opus 4.1が利用可能になりました 3/64
メモ: 特に複数ファイルにまたがるコードリファクタリングで顕著なパフォーマンス向上を実現
Amazon Bedrock で利用可能になった OpenAIの gpt-oss-120b と gpt-oss-20bを試してみた 4/64
メモ: gpt-oss-20bは「Amazon Nova Lite」とほぼ同等の価格設定であり、上位モデルのgpt-oss-120bは「Claude 3 Haiku」の約半額で利用できる
『社内開発で Amazon Q Developer を使っていたが Kiro に乗り換えた話』というタイトルでクラメソさっぽろIT勉強会 (仮) で登壇しました #cm_sapporo_study 5/64
メモ: ちょうどいい感じのKiroをこれから触ってみたい人への知見
Amazon Q Developer CLIのカスタムエージェントを使用してみた 6/64
メモ: 用途ごとに利用するMCPなどを分けておける
Amazon Q in Connectは、東京リージョンでClaude Sonnet 4が利用可能になりました 7/64
メモ: やったね
Amazon Q in ConnectでBedrock Guardrailsの一部機能が日本語対応されていました 8/64
メモ: 日本語で利用できる機能は機密情報フィルターのみ
[アップデート] Amazon Bedrock の OpenAI open weight models がデフォルトでモデル有効化されるようになりました 9/64
メモ: 今後新しく登場するサーバレスモデルに関しても、同じような仕組みが搭載されると読み取れます
[アップデート] Amazon Bedrock で CountTokens API が登場しました 10/64
メモ: 今まで、事前に渡すインプットトークンを調べるには、各社の API や Tokenizer を利用する必要があったのですが、今回のアップデートで Bedrock の API からも把握できるようになりました
Amazon Q Developer で MCP 構成を無効化できる組織設定が追加されていたので使ってみた 11/64
メモ: 組織でコントロールできる
【AI駆動開発フェス!】 DevelopersIO 2025 オンラインで『新規案件の立ち上げ専門チームから見たAI駆動開発の始め方』というタイトルで発表しました 12/64
メモ: AI駆動開発の知見の塊
クラスメソッド データアナリティクス通信(機械学習編) – 2025年8月号 13/64
メモ: Amazon Bedrock AgentCoreなどのピックアップ
データベース
[GA] Amazon DocumentDB Serverless が使えるようになりました 14/64
メモ: Aurora Serverless v2 と使用イメージは同じで、需要が予測できないワークロードやスケールアップ/ダウンの際に停止が許容されない場合に採用するのが良さそう
【注意】 2026年1月31日で ElastiCache for Redis OSS の 4 系と 5 系の標準サポートが終了して延長サポートが開始されます 15/64
メモ: ElastiCache for Valkey または Redis OSS v6 以降にアップグレードすることを強くお勧めします
[アップデート] Amazon Aurora Serverless v2 で、最新のサーバーレスプラットフォームバージョン (バージョン 3) で実行されるデータベースのパフォーマンスが最大 30% 向上しました 16/64
メモ: 新しいクラスターでは自動で恩恵を受ける
[アップデート] Amazon DynamoDB でも Console-to-Code がサポートされました 17/64
メモ: EC2、VPC、RDSについで4つ目
2026 年 3 月 30 日で Amazon DocumentDB 3.6の標準サポートが終了して延長サポートが開始されます 18/64
メモ: 延長おサポート利用料金は 2.8 倍になり、3 年目に突入すると 3.6 倍の利用料金
[アップデート] Amazon DynamoDB テーブルのキャパシティモードをプロビジョニング済みからオンデマンドに、24時間以内に最大4回変更可能になりました 19/64
メモ: メンテナンスや負荷試験の実施などで変更しやすくなった
[アップデート] RDS for SQL ServerをセルフマネージドなActive Directoryドメインに参加させた場合においてKerberos認証がサポートされました 20/64
メモ: 以前はKerberos認証による接続は非サポートでNTLM認証のみ可能
Amazon RDS for PostgreSQL で recovery_min_apply_delay パラメータを使ったレプリケーションの遅延がサポートされました 21/64
メモ: 素早い復旧などに活用できる
[アップデート] AWS Fault Injection Service (FIS) で Amazon Aurora DSQL の障害アクションが追加されました 22/64
メモ: 指定された期間 Aurora DSQL クラスターで接続障害を発生させることが出来るもので、障害を発生させる割合を指定して正常なユーザーと異常なユーザーが混在する状態を作ることも出来ます
[アップデート] 新しいLTSバージョンであるAmazon Aurora MySQL 3.10がリリースされました 23/64
メモ: 以前のLTSは2026/10/31までだったので切り替えていきたい
セキュリティ・ガバナンス
[待望]新しいAWS Security Hubがお気に入りバーに並べられるようになりました 24/64
メモ: やったね。
[アップデート] AWS Managed Microsoft ADにHybrid Editionが登場しました 25/64
メモ: 現時点ではあくまで 延伸 するだけであり「既存環境を捨てAWS Managed Microsoft ADだけに切り替える」ことはできません
[アップデート]Amazon GuardDutyがドメインによる信頼する/検出するリストに対応しました 26/64
メモ: ドメイン許可設定などができる
[アップデート] AWSアカウントごとに色を設定できるようになりました (プレビュー) 27/64
メモ: もっと色んな色がほしい
AWS IAM Identity Center の CloudTrail イベントからuserNameの出力が停止されました 28/64
メモ: ログ確認時に気をつけよう
コンピューティング
AWSスキル習得におすすめ!AWS Skill Builder/AWS Jamを営業チームで体験してみた 29/64
メモ: 「営業もやってみた」よき
[アップデート] AWS Batch コンピューティング環境で許可されたインスタンスタイプに default_arm64 / default_x86_64 が指定できるようになりました 30/64
メモ: default_arm64とdefault_x86_64はm6/r6/c6などより高性能で安価な世代が優先的に選択され、さらに ARM などの固定化もできるのでよりコストに最適化されたインスタンスタイプセット
[アップデート] AWS Batch で Graviton ベースの Fargate Spot がサポートされました 31/64
メモ: ARM アーキテクチャを使用したジョブ実行をオンデマンド利用と比較して最大 70% のコスト削減が可能
【アップデート】メモリ最適化インスタンス Amazon EC2 R8i / R8i-flex が東京リージョンを除く一部のリージョンで利用可能になりました! 32/64
メモ: SAP ワークロードなどに活用できる
[アップデート] P5 インスタンスファミリーに p5.4xlarge が追加 NVIDIA H100 を 1 基から利用可能に 33/64
メモ: G5/G6 ユーザーにとって現実的な価格帯で H100 を利用できる
[アップデート] Amazon ECS で Amazon CloudWatch Logs の Live Tail 分析をサポートしました 34/64
メモ: ECSコンソール上からログを確認できる
[アップデート] Amazon EKS クラスターの削除保護機能がリリースされました 35/64
メモ: ついに EKS にも登場しましたね。(ECS は ... ?)
EKSのクラスターインサイトを更新できるようになりました 36/64
メモ: マネジメントコンソールのクラスターのアップグレードインサイトタブ右上に「Refresh insights」ボタンが誕生しています
ECS ネイティブの Blue/Green デプロイを CDK の L2 コンストラクトで実装してみた 37/64
メモ: ECS Service の定義で deploymentStrategy として BLUE_GREEN を選択する
[アップデート] Intel Xeon 6を搭載したM8i、M8i-flexインスタンスが追加されました 38/64
メモ: 純粋な料金は上がっている
ネットワーク・配信
[アップデート] Amazon SES にノイジーネイバー対策となるテナント機能が追加されました 39/64
メモ: マルチテナントで展開するときに役に立つ
[アップデート] Amazon CloudFront オリジンカスタム設定に Response completion timeout が追加され、さらに S3 オリジンでも Response timeout が適用されるようになりました 40/64
メモ: 完了までの合計タイムアウト時間を厳格に調整できるようになりました
[アップデート] Amazon SNS のサブスクリプションフィルターポリシーで文字列一致の際にワイルドカードが使えるようになりました 41/64
メモ: これまでサフィックスやプレフィックスは指定出来たのですがワイルドカードを使うことができなかった
SQSのメッセージサイズが最大1MiBに拡張されました 42/64
メモ: 1つのメッセージで送信できるデータの最大サイズが256KiBから4倍の1MiBに拡張されました
[アップデート] Amazon CloudFront のセキュリティポリシーに「TLSv1.3_2025」が追加されました 43/64
メモ: TLSv1.3_2025 は TLSv1.3 のみ許可される
[アップデート] Amazon SNS も SQS フェアキューへのメッセージ配信をサポートし、メッセージグループ ID を設定できるようになりました 44/64
メモ: Amazon SNS の標準トピックでも、メッセージ発行時にメッセージグループ ID を指定できるようになっています
Amazon WorkSpaces Personalでストリーミング用のPrivateLinkがサポートされていたので試してみた 45/64
メモ: 制約が多いので使う場合は注意
IoT
[AWS IoT Core] AWS IoT Core Message Queuing を試してみました 46/64
メモ: メッセージの永続化とネットワーク障害時の信頼性向上が実現されました
[アップデート]AWS IoT Coreにデバイスとの接続を切断できるDeleteConnection APIが追加されました 47/64
メモ: これまでは、デバイス側に処理を実装して切断するか、タイムアウトを待つしかなかった
運用・監視
2025 年 7 月の AWS テクニカルサポートノートまとめ 48/64
メモ: 1問1答のQA集
[アップデート] Amazon CloudWatch のテレメトリ設定の有効化ルールを使ってアカウントや組織の VPC フローログを自動で有効化できるようになりました 49/64
メモ: 組織全体の VPC フローログを自動で有効化できるようになりました
[アップデート] SSM Run Commandでパラメーターの値を環境変数に設定可能になりました 50/64
メモ: 安全にパラメータを渡せる
請求ビュー(Billing View)を利用した AWS Budgets の設定が可能になりました 51/64
メモ: 通知などをビュー単位で設定できる
[アップデート] AWS コンソールモバイルアプリで AWS Support の一部がネイティブ機能としてサポートされました 52/64
メモ: 既存サポートの確認が捗る
Amazon Connectのエージェントのパフォーマンス評価ダッシュボードを確認してみた 53/64
メモ: 管理者やスーパーバイザーがエージェントのパフォーマンスを包括的に分析できるツール
[アップデート] AWS FIS で S3 Express One Zone へのレジリエンステストが可能になりました 54/64
メモ: AZ 障害時の挙動を検証できる
[アップデート] Amazon Managed Service for Prometheus がリソースポリシーをサポートしました 55/64
メモ: クロスアカウント連携がやりやすくなった
クラスメソッド データアナリティクス通信(AWSデータ分析編) – 2025年8月号 56/64
メモ: SageMakerやQuickSightなどいろいろ
[アップデート] Amazon QuickSight が Google スプレッドシートデータセットを作成できるようになりました 57/64
メモ: 便利
開発ツール・CI/CD
[アップデート] AWS CodePipeline がソースプロバイダーに Azure DevOps をサポートしました 58/64
メモ: デプロイ先が AWS の場合などに役立ちそう
AWSからLambda関数デプロイ用のGitHub Actionがリリースされました 59/64
メモ: 最低限の情報のみ設定することで開発者にはLambda関数自体の情報を隠蔽しつつデプロイ処理を提供することが可能
AWS Tools for PowerShell v4のサポート終了時期がアナウンスされました 60/64
メモ: 早めに対応しよう
[アップデート] AWS Transform が Azure DevOps をサポートしたので使ってみた 61/64
メモ: .NET Framework を使っているユーザーは Azure DevOps を使うことも多いでしょうから、AWS Transform を使って Azure DevOps 上でマイグレーションできるのはなかなか良さそうです
ストレージ
[アップデート] Amazon S3 Tables の名前空間とテーブルも AWS CDK L2 Construct で構築可能になりました 62/64
メモ: 捗りますな
[アップデート] FSx for NetApp ONTAP 第二世代の SSD が減らせるようになりました。 63/64
メモ: これまではSSDは増やせるが減らせなかった
その他
Amazon WorkSpacesのプロトコル「WSP」は2024年10月から「DCV」に改称されている 64/64
メモ: 変わっているんだよ
まとめ
みなさん、トレンディになれましたか?気になるアップデートがあったらすぐに使ってみてください!
ガンガンキャッチアップしていきましょう!